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超簡単!気軽にできる事例検討会のやり方

今回の記事を読めば事例検討会の企画側になっても安心です。

ケアマネジャーなどの相談支援業務を行う職業は頻繁に事例検討会があります。

事例検討会を開催する人の中にはカッコつける奴らがいます。

「事例検討会は学びの場!課題を明らかにしないと意味がない!!」
「主催者として事例に対してきちんとしたコメントは必要!」
「検討にはファシリテーターの高い能力が重要!」

正直、鬱陶しいです。難しいことが考えたら事例検討会は開催できません。

そこで今回は事例検討会を開催する時に、堅苦しくなく、超気軽に進行できる事例検討会の方法を紹介します。

事例の準備として提出してもらう検討シート、案内文、当日の流れ、そして司会の原稿を紹介します。

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超簡単!気軽にできる事例検討会:事前準備

簡単な事例検討シート

ケアマネジャーは利用者のケアプランの見直しやモニタリング等でとても忙しいです。しかし特定事業所加算や主任介護支援専門員の更新要件があるので事例検討会に関わります。

事例検討会はケアマネにとって手間です。出来れば忙しいので参加したくありません。

少しでもケアマネジャーの手を煩わさないように、事例の書式は簡単に提出できるように工夫しましょう。

この1枚の事例検討シートを作成してもらい、気軽に参加できるように声をかけていくと事例を提出してくれるケアマネジャーも出てきます。

案内状を送る

事例を提出してくれるケアマネジャーが決まったら日時を設定し、色々な事業所に案内状を作ります。事例検討会の案内状のひな型です。

事例検討会のお知らせ
○○の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、○○○○事業所では、下記のとおり事例検討会を開催いたします。
アセスメントや面接技術、多職種との連携など具体的に事例をとおして個別支援の
あり方を学び、自らの支援を振り返って気づきや支援の幅をひろげられる様にいっ
しょに勉強していきましょう!是非、ご参加お待ちしております!

日時、場所、事例の簡単なテーマを記載して自分の事業所に送り返してもらえるように案内文を作ります。

返信があり参加者が決まったら、あらかじめグループ分けをしておいた方が当日の進行はスムーズになります。最高でも1グループ6人程度の方がみんなが発言できます。

超簡単!気軽にできる事例検討会:当日の進行

当日はあらかじめ時間配分を決めておきます。あまり長い時間かけては業務に支障がでてしまうので90分ぐらいだと丁度良いです。

事例検討会の当日の流れ
  • 10分
    挨拶と事例検討会の説明 10分間
  • 20分
    ケアマネから事例の説明 10分間
  • 30分
    事例提供者への質問 10分間
  • 75分
    事例検討をする時間 45分間
  • 85分
    各グループの発表 10分間
  • 90分
    事例提供者の感想と終了の挨拶 5分間

超簡単!気軽にできる事例検討会:司会者の原稿

司会進行に慣れていない方は原稿を作ったほうがよりスムーズに事例検討会を進めることがでいます。参考として事例検討会の司会者の原稿の例を紹介します。

本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。〇〇事業所主催の事例検討会を開催させていただきます。司会進行を務めさせていただきます。〇〇と申します。よろしくお願いいたします。

今日のテーマは「〇〇〇〇〇の事例」になります。忙しい中、無理を言って〇〇事業所の〇〇ケアマネジャーに事例を提出していただきました。ありがとうございます。

今回の事例を通して、課題を見つける力、他の人の意見を聞いて自分とは違う視点があるんだという気づき

そして情報交換をして、新しい情報を知ることで支援の幅を広げる。そういったことをグループワークで話し合っていただければと思います。

基本的なことですが事例提供者やケースのプライバシーを守ること。また他の人の意見を批判しない。お互いを尊重する。そういったことに気を付けて進めていってください。

また本日の事例は検討会終了後に回収いたしますので。メモを取りたい方はメモ帳をつけましたのでそれに記載していただきたいと思います。

それでは簡単に本日の中身を説明いたします。最初に本日の事例を提出していただいた○○さんに事例の概要を説明していただきます。その後、質問の時間を取りたいと思います。

〇〇つ(グループの数を言う)のグループに分けさせていただきましたので、グループ討議に入る前に、不足している情報、確認しておきたいという内容がありましたら、質疑応答の時間にお願いします。

そのあとのグループごとで事例検討を行って、それぞれのグループからの発表をしてもらいます。そして最後に事例提出者に感想を話してもらおうと思います。

それでは最初に○○さんに事例の説明をお願いいたします。

ここで事例提出者から事例の説明をしてもらいます。

ありがとうございます。(ここで司会者から事例の感想を少し語ると良い)

では、○○ケアマネジャーに何か聞いてみたいとことがありましたら、質問を宜しくお願いします。

事例検討会参加者から質問をもらう

それではいろいろな質問が出ましたので、皆さんイメージがわいたと思います。そろそろ討議に移らさせていただきます。

討議では何か他に良いアイデアがあるのか?社会資源だったり、地域の方のご協力だったり、どんな支援があればより良く生活が向上していくかを話し合うということでよろしいでしょうか?そのほかに皆さんに聞いてほしいことはありますか?(事例提供者へ問いかけ)

初めに所属と名前を自己紹介していただいて、自己紹介のあとに書記と発表者を決めて討議に移っていただきたいと思っています。時間は大体、45分ぐらいです。それでは検討をお願いいたします。

事例検討をしてもらいます。

お話がまだまだ続いているようですけど、この辺で、発表に移ります。1グループから順番にお願いします。

発表をしてもらいます。

各グループからそれぞれの意見が出ました。それでは最後に事例提供者の○○さんのほうから今日の検討をした内容の感想を聞きたいと思います。

事例提供者の感想を話してもらいます。

〇〇さん、ありがとうございました。みなさんからの貴重が出まして、とても良い検討会のなったと思います。

今回の○○事業所の事例検討会に参加いただきありがとうございます。また、お忙しい中事例を提出していただいた〇〇ケアマネジャー大きな拍手をお願いします。

これで本日の〇〇事業所の事例検討会はこれで終了となります。また機会がありましたらぜひご参加ください。みなさん本当にありがとうございました。

超簡単!気軽にできる事例検討会:まとめ

1.気軽に参加できることを宣伝して、提出しやすい書類で事例を出しやすくする。

2.当日までにグループ分け行う。

3.当日の時間は90分間が良い。

4.司会の原稿は作っておいたほうが緊張しなくて進行が上手くいく。

司会が上手くいかない時もあるし、検討が盛り上がらない時もあります。

そんなことを気にしないで事例検討会を開催し、企画する側と参加する側が一緒になってレベルアップしていきましょう!!

今回は以上でーす。

zoomで事例検討会をするやり方を解説している記事はこちら!!

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