地域包括支援センター管理者のたっつん(.@enjoywelfare)と申します。
地域包括支援センターの職員にひどい対応をされたことはないですか?
私が居宅介護支援事業所のケアマネだったころ、地域包括支援センターの職員にイラっとしたことがあります。
そして今!地域包括支援センターの管理者として働いている筆者だからこそ、好き勝手に書きます。
今回はケアマネ目線で苦情を言いたくなるダメな地域包括支援センター職員の特徴と、併せて地域包括支援センターに対する苦情先も紹介させていただきます。
【苦情必至】ひどい地域包括支援センター職員の特徴
地域包括支援センターとは
地域包括支援センターは、地域の高齢者の総合相談、権利擁護や地域の支援体制づくり、介護予防の必要な援助などを行い、高齢者の保健医療の向上及び福祉の増進を包括的に支援することを目的とし、地域包括ケア実現に向けた中核的な機関として市町村が設置しています。現在、全国で5,221か所が設置されています。(ブランチ(支所)を含めると7,335か所)※令和2年4月末現在。
厚生労働省のHPより
書類のダメ出し大好き包括職員
まるで役所の実施指導課のように書類にダメ出しをしてくる包括職員がいます。
「目標は本当に適切なの?」
「もう少しアセスメントしたほうが良いんじゃない?」
「本人の意向が適切にプランに落とし込めていないと思う」
まさに重箱の隅をつつくようなことばっかり言ってくる包括職員!
正直マジでうざい・・・。。書類だけで相談援助や連携調整が出来なんじゃないの?
直営の地域包括支援センターでは仕方ありませんが、民間に委託された地域包括支援センターで書類に関して上から目線でマウントを取ってくる包括職員は嫌われます。
上から目線やめろーーー!!
勘違い包括職員
認知症、独居、家族いない、ゴミ屋敷、クレーマー家族などの困難事例では民間のケアマネジャーだけでは負担が大きく、地域包括支援センター職員が一緒に関わることがあります。
そして包括職員は行政職員と連携して、困難事例に対応するという形をとります。そこで勘違い包括職員が生まれてしまいます。
地域包括支援センターの職員は行政職員との距離が近いためケアマネより包括職員のほうが偉いと思ってしまうのです。
地域包括支援センターだから行政の職員と連絡が取りやすいだけで、決してその職員の能力で行政機関との連携がスムーズになっているわけではありません。
そして実力で困難事例を解決に導いている訳でもないのに「行政と連携取れるし、難しい困難事例を解決する実力がある」みたいな態度をとってきます。
ケアマネより困難事例を解決する実力があると勘違いするんです。そして、たちが悪いのが自信満々の包括職員のトンチンカンな助言で、支援が順調にいかない場合もあります。
私が若い時の支援方法を試しましょう!
あなたの助言はいいから行政職員と直接連絡させてください!!
直営ケアプランやらない包括職員
要支援の認定を受けている人は地域包括支援センターの職員が担当ケアマネとなりケアプランを作成します。
しかし、要介護のケアプランよりも要支援のケアプランのほうが書類の量が多いので包括職員も要支援のケアプランを作りたくないのです。
そこで、直営ケアプランをやらない包括職員が誕生します。要支援のケアプランを民間のケアマネジャーに委託して担当ケアマネになってもらうのです。
委託された民間のケアマネジャーはモニタリングやケアプランの作成、利用者が何かあったときの相談業務を行います。つまり民間のケアマネジャーに丸投げ状態になります。
そして最もたちが悪いのが丸投げしたにも関わらず、たまに出席する担当者会議の席でケアプランに文句を言ってくる包括職員。
このケアプランじゃ本人の為になってないよねぇ
文句があるならお前が直営でプラン作成しろ!!
行政の指示待ち包括職員
やたら行政の了解を取りたがる包括職員がいます。当然フットワークが重くなります。何をそんなに行政の職員に気を遣う必要があるのか?
行政機関に了解を取りたがる包括職員は指示待ち人間なので支援内容も個別性がなく、新しいアイデアが浮かばない人が多いです。
行政の許可が出ていないので動けません
少しは自分で考えて行動しろ!!
他機関に丸投げ包括職員
「アルコール中毒の相談は乗れません」「生活保護の相談は保護課です」などと、やたらと相談を断る理由を探している包括職員がいます。
高齢者の相談だと言ってもい家族が精神疾患を抱えていたり、生活保護世帯だったりすると、保健所や生活保護課のケースワーカーに相談しろと言ってくるのです。
「なんとかして悩みや困りごとを包括支援センターで解決できないか?」と考えるより先に、「どうやったら厄介な相談を他機関に振れるか?」を考えてしまうのです。
そんな職員は仕事するのが面倒くさいだけだと思います。
相談に乗らない相談員って必要かぁ?
やたらと会議を開きたがる包括職員
今ある問題を解決することが先なのに先のことを気にしすぎて支援が進まない包括職員がいます。
例えば、今は身の回りの援助が必要で、入浴をして清潔になったり掃除をすることから初めても良いのに、ずっと先のことまで考えて支援者同士の会議を開きたがります。
認知症がもっと進んだことを考えて、今から主治医や区役所を含めた話し合いをして方向性を決めたほうが良いのではないか?
もう面倒くさいこと言わないで、さっさとプラン作って利用者の生活を立て直すように行動しようよ。。。。
考えすぎて行動が遅いんだよ!!
プライドが高い包括職員
「包括として許せません」
「包括の立場として言っています」
「包括なのでそれは出来ません」
「これは包括の仕事です」
包括、包括、包括って連発すんじゃねーよ!
どこまでプライド高いんだ!!
地域包括支援センターに対する苦情先はどこ?
今回はダメな地域包括支援センター職員の特徴について解説してきました。
利用者や家族の不利益にならないように苦情を言うことは大切です。
地域包括支援センターに対する苦情は役所の地域包括支援センターを管轄している部署や地域包括支援センターを運営している法人の上層部に訴えましょう。
役所に苦情を言う場合は代表番号に電話をし「地域包括支援センターの苦情の件で電話しました。」と言えば担当部署につないでくれます。
ダメな地域包括支援センター職員の特徴7つ
・書類のダメ出し大好き包括職員
・困難事例解決、勘違い包括職員
・直営ケアプランやらない包括職員
・行政の指示待ち包括職員
・他機関に丸投げ包括職員
・やたらと会議を開きたがる包括職員
・プライドが高い包括職員
包括支援センターで働いている人はこんなダメな相談員にならないように気を付けましょう!!
今回は以上でーす。