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ケアマネと地域包括の仕事でやらかしたやばいミス5選

居宅介護支援事業所のケアマネと包括支援センターでの経験を合わせると10年以上、相談員業務の経験があるたっつん(.@enjoywelfare)と申します。

今回はケアマネ業務と包括支援センター業務で私がやらかしたやばいミスを紹介したいと思います。

ミスをして上司に怒られてしまった人、ミスをして利用者に嫌われちゃった人。

私のやっちまったやばいミスを見て安心してください!!

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ケアマネと地域包括の仕事でやらかしたやばいミス5選

介護保険証をシュレッダーにかける

ケアマネジャーや包括支援センターの職員は介護保険証を区役所に届出をするために大切な介護検証を利用者から預かり、市区町村にケアプラン作成依頼届出書と一緒に介護保険証を市区町村の窓口にもっていかなければいけません。

つまり利用者から直接、大切な介護保険証を預かるのです。それを私は、シュレッダーにかけてしまったのです。書類と書類の間に挟まっていたというわけではなく、いらない書類と一緒に

ぼーーーっとして

大切な介護保険証をシュレッダーに入れちゃった

入っていくところ見えたもん。

ターミネーター2の溶鉱炉に入っていくシュワちゃんみたいに、介護保険証がシュレッダーに吸い込まれていったよ。

I’ll be back」とはならず・・・。家族に事情を説明し平謝り。

そんなに怒っていませんでしたがその後、この利用者の家族とはずっとぎくしゃくした関係だったことは言うまでもありません。

招集した担当者会議を自分だけ忘れる

担当者会議はケアマネが主催します。当然ながら日程調整もケアマネがやります。すべての事業所に連絡をとり、利用者が使っている介護サービス事業所やその他の関係者の空いている日時を調整して開催する形となっています。

当然のことながら他の事業所の方々も忙しく、みんな時間を作るのだって大変です。わざわざ時間をさいて担当者会議に参加してくれるのです。その時は家族や利用者本人を含めて計7人のサービス担当者会議でした。ですが、

主催者の俺だけ来ない。

集めたの俺じゃん・・・。葬式で喪主がいないようなもんじゃんね?

当然、利用者の家族から電話がかかってきました。「みんな待っているのですが。どこですか?」

「すいません!失念してました!!大変申し訳ございませんでした!!!」しかも他の用事をしていてすぐに駆け付けることが出来ない状態。「後日、改めて日程調整をさせてください!」と平謝り。

その後、事業所に帰ってから参加してくれた事業所に電話で謝罪。訪問看護師の方から「あなたケアマネとして自覚あるの?ケアマネが担当者会議忘れるなんて初めてなんだけど」とこっぴどく怒られました。

ケアマネ業務1年目ではありましたが、めっちゃくちゃ凹みました。

他の利用者のファイルを置いてきちゃう

ケアマネは訪問が1日何件も重なると事業所に帰る暇が無くなり、複数の利用者ファイルを持ち歩き訪問に出かけることもあります。朝から晩まで事業所に帰れないときたってあるんでえす。

なんせ人気者のケアマネとなると月40件以上は担当します。

利用者の家に行ってファイルを出して、本人のアセスメント表をみて変わったことはないか?ケアプランを見てプランにあったサービスが提供されているか確認します。もちろん雑談だってします。

利用者ごとに話す話題を変えて、何か提案できることはないかと相談業務に集中します。1日10件近く自宅を訪問すると、事務所に帰るころにはもうくったくたに疲れています。

そんな忙しい日々を過ごすことがあった私が事業所で書類整理をしていると。

「ケアマネさんの忘れ物あるよー。」と電話がかかってきました。最初はボールペンか何かと思ってました。

ボールペンを忘れることは結構前にもあったので。

しかし「○○さんって人の資料が俺の家にあるんだけど・・・」その言葉を聞いた途端、血の気が引きました。

他の利用者のファイルを置いてきてしまったのです。

「ごめんなさん!!すぐにとりに行きます!!」

自転車で猛ダッシュ!!!すぐにとりに行きました。

個人情報の厳しいこの時代になんたる失態。上司にバレてこっぴどく怒られたその後は、事業所で書類を持ち出す際は個人ファイル管理表というものが作られたのでした。

切手と収入印紙を間違えて貼って大事な書類を郵送しちゃう

主任介護支援専門員の資格を取るには介護支援専門員として5年間の経験を積み、市区町村の推薦を受けて研修を受ける権利を獲得することが出来ます。

そして主任介護支援専門員の研修を受けるためには大量の提出書類があります

期限までに出さなくてはならず忙しい仕事の合間を縫って事例などの課題を作成するのです。私は提出期限のギリギリではありましたがなんとか郵送で送ることができました。

「ぎりぎりで間に合ってよかったぁ。あとは研修に遅刻せず休まずクリアするだけだ!!頑張るぞ!!!」と気合十分でした。

数日後、受け付けることが出来ませんと赤字で大きく私の提出した封筒に書いてあり手元に戻ってきてしまったのです。

「なんでじゃーーー!!課題やったんだぞ!!バカにしとるのか!!」と怒り心頭!!

でもよーーく封筒を見てみると。

切手ではなく収入印紙を貼り付けて送っていました

はぁ!?なんで?!コンビニでは確かに切手をくださいと言ったはず・・・。なんで収入印紙が貼ってあるんだ。。。。。。。

よーく思い出してみると「切手をください」と言って受け取った後

確認しないで唾で封筒に貼り付けてそのまま投函してしまった。

「コンビニの店員のやろう!!切手と収入印紙を間違えやがったな!!ちくしょーーめ!!」

とコンビニの店員を恨んでも仕方がない。だって自分が確認しなかったのが悪いんだもんね・・

自分が嫌になるよ・・。

とにかく念願の主任ケアマネの資格を諦めるなんて到底できない!!すぐに主任介護支援専門員の研修を担当している団体にそっこー電話!!

「今回は特別ですよ。本部に持ってきてもらえば受け付けます。」

「ありがとうございました!!!このご恩は忘れません!!!」

ダッシュで電車を乗り継ぎ主任ケアマネの研修を担当している団体の本部まで書類を持参して事なきを得ました。

でも切手と収入印紙って似すぎじゃない?

虐待対応で「いきなり暴力の件ですが」と聞いちゃう

まだ包括支援センターで仕事を始めて1カ月もたっていないころの話です。区役所の虐待担当より「虐待の相談があった。長女と連絡を取って対応してほしい」と包括支援センターに連絡が入りました。

早速、長女さんに電話で連絡。「弟さんからの暴力の件で電話しました!」と元気よく聞いてしまったのです。

「いきなり電話をしてきて暴力とかを口にする人に相談する気にはなれません!!」と長女は激高。

「区役所の女性にも弟の相談ではなく、父の相談をしたのに・・・・やっぱり相談するべきじゃなかった。貴方みたいな人に家に来てもらったら家がめちゃくちゃになってしまいます。あなたみたいに若い人ではなく、ベテランの人に訪問してほしいです」

虐待対応の基本は虐待や暴力といった言葉は極力避けることがセオリーとなっています。信頼関係が出来てからあえて使うことはありますが、しょっぱなに暴力のことを言うなんて素人以下です。

初デートで初体験を聞いちゃうぐらいバカヤローなこと。

案の定、長女からお叱りと落胆のため息を連発されます。意を決して虐待という言いたくもない相談をしたのに私の対応ですごくがっかりしたのだと思います。

「娘はお父さんのことだけを心配している。81歳なので生活がちゃんとできているかどうかを見ていただけたらうれしい。弟は精神面で繊細なので慣れた方をお願いしたい。弟のことは聞かなかったことにしておいてください。とメモに残して会社で共有して下さい!!」

当然のことながら平謝り、電話の前で頭を何度下げたことか・・・。この時のことを思い出すと今でも冷や汗が出てきます。

しかしなんとその後。この方とは信頼関係を取り戻し長い付き合いになりました。

虐待対応は一歩間違えると家庭がめちゃくちゃになってしまいます。虐待対応には以後、慎重な対応をとるようになりました。

やばいミスをしても仕事が出来ている自分

以上が私がおかしたやばいミス5選でした。こんなにやばいミスをしているのに今でも相談員の仕事が出来ています。

ミスによって人は成長します。私もこのやばいミスによって成長したのではないかと今では思っています!

だから、もし仕事でミスをして凹んでいるあなた!きっと数年後には私のように良い思い出として語ることが出来るのではないでしょうか?

そして、そこには成長した自分が待ってます!!

本日は以上になります!ありがとうございましたー

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