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【体験談】対人援助職の鬱や燃え尽きを防ぐためのポイント4つ

どうもたっつん(.@enjoywelfare)です。

【この記事の内容】
対人援助職である筆者の経験をもとに、ストレスをためない様にするポイントをまとめた記事です。

地域包括支援センターで8年以上にわたって様々な人たちの相談に乗っています。

対人援助業務は、一生懸命になりすぎて燃え尽き症候群(バーンアウト)や鬱になることが多く、精神的にストレスがかかる仕事だと言われています。

当然ながら無理難題を言われてムカついたり、凹んだりすることは今だってあります。

相談者のことを考えると鬱になったりするのです。

今回は筆者が実際に経験した「言われてムカついたこと、凹んだこと、怖かったこと」をもとに、鬱やバーアウトしないようにするためのポイントを紹介したいと思います!!

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【体験談】対人援助職のストレスから自分を守るポイント4つ

タイトルが実際に相談者から言われた言葉です。思い出しながらブログを書いているので感情的になっている部分が多々あります😅

あなた方は介護のプロでしょ?どうにかしてください。

相談援助業務では相談相手との信頼関係(ラポール)を築くことが大切だと言わています。

しかし、信頼関係を全く無視をする家族もいます。

高齢者支援では本人の意向を無視して家族の希望で支援が進んでいくことが非常に多いです。

あなた方は介護のプロでしょ?どうにかしてください。

嫌味で言っているのか、本気で言っているのかわかりませんが、かなりムカついた言葉でした。

この言葉を放ったのがキーパーソンの姪っ子!国家公務員で〇〇省の係長でした。マジで厄介。

自分の思い通りにならないと怒るし、夜になって電話してくるし、朝の6時ぐらいにメールで用事を頼んでくるし。

こんなやつが国家公務員だなんて!!日本は終わりだわ!!

この人はベテランのケアマネさんに

「プロなんて言わないでください。あなたの思い通りにやるのが介護のプロではないです。それと、緊急的な用事でない場合は変な時間に連絡してこないでください。非常識です。」

と冷静に怒ってもらいました。ケアマネさんかっちょえーーーっ🤣。

その後、ケアマネが変更ではなくキーパーソンが変更となり支援が上手くいったのです。

たとえ相手が上級国民であれ、非常識な家族にはビシッっと注意が必要。怒っても良い!!

公的な立場のところで通帳やお金を預かるべきだ。

成年後見制度に不満がある家族は役所や包括支援センターやに金銭管理を要求してくることがあります。

本人に怪しまれたり恨まれたりしたくないという理由で金銭管理を他人に任せたいが、成年後見制度を利用したくないという家族がいました。(家族がお金を管理して本人のお金を不正に利用してしまうほうがヤバいです)

成年後見制度に対するその家族の不満は費用が発生すること、成年後見制度を悪用し弁護士や司法書士等による財産搾取の心配でした。

公的な立場のところで通帳やお金を預かるべきだ。

役所や地域包括支援センターが金銭管理をすることは絶対にありません!!むしろ金銭管理をしている役所や地域包括支援センターがあったらそれこそヤバいです。

この家族には特別に司法書士の先生に無料で成年後見制度の説明をしてもらったり、後見業務を安くやってくれる後見人候補を見つけてて面談を繰り返しましたが

知り合いの弁護士に聞いてから決めます

だったら最初から聞けばいいだろ!!馬鹿ちん!!

関わった支援者で悪口を言いまくってストレス解消。発散は大切だ!!

あなたは私の見方ですよね?

仲の悪い家族が支援者を巻き込むことがたまに起こります。遺産が関係している場合や意地の張り合いの場合があります。

家族間のトラブルに巻き込まれることは物凄くストレスのかかる仕事の一つです。

あなたは私の見方ですよね?

このセリフを言われると恐怖すら感じます。

家族間のトラブルに引き込もうとしている・・・😱

子供同士が直接話し合えば物事が進むのに「こちらの要望を兄に言っておいてください」と伝言を頼まれる始末。

自分で伝えたほしいことを言うと「自分で伝えられるなら、あなたに頼みませんよ!!」間に挟まれて相談員は疲弊していきます。

自分はこれだけ親のことを思っているだ!他の兄弟はお金のことだけ考えて親のことを考えていない!

ってそれぞれが主張してきてこっちも鬱状態。まともにお互いの要求を受け止めていたらこっちの身が持ちません。

家族間の争いの電話には居留守を使ったり、ありもしない用事を作って会わないように逃げました。😜

時には逃げることも大切です。逃げるが勝ち!!

施設に入れてくれるもんだと思っていました。もういいです!

近くて安い特別養護老人ホームに入居させたいと希望している家族はとても多いです。

そういった家族の中には、知り合いの議員や公的な立場に近い地域包括支援センターに好意にしてもらえばすぐにでも特別養護老人ホームに入所できると勘違いしている人がいます。

地域包括支援センターは特別養護老人ホームに入居させる権限はありません。(議員が動いたら入居できる場合はあるかも😅)

地域包括支援センターが関わって特別養護老人ホームに入居するパターンは、本人の命のが危険な場合や介護で家族がものすごく疲弊しきっている場合などです。

市区町村と協議し措置入所させる場合があります。措置入所はものすごーくひっ迫している状況でないと難しいです。

施設に入れてくれるもんだと思っていました。もういいです!!

電話をガチャ切り!!

やばっ。。激おこ・・・

その後は怖くて連絡できませんでした・・・。

しかし、1年ぐらいたってから他の問題が勃発。自然と連絡が取り合えるような仲になりました😅

何もなかったら今でも連絡をしていなかったと思います。

無理に嫌な相手に連絡をしなくても、時間が解決してくれることもある!!

身体や精神を壊してまで仕事をしてはダメ

今回、紹介した内容は不真面目でダメな相談員だと思う人もいるでしょう。しかし、私は自己防衛しながら、まがいなりにも仕事を続けられています。

真面目に相談業務に取り組んでいると自分を追い込んでしまってストレスをためすぎ、鬱や燃え尽き症候群になります。

私の持論として病気になるまで仕事をする必要はないと思っています。

時には怒っても良い
時には適度に愚痴る
・時には逃げたって良い。
・そして時間が解決してくれることもある!

無理をしないで自分を守って仕事をしていきましょう!!

以上です!読んでくれてありがとう!!

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