こんにちは!たっつん(.@enjoywelfare)です。
久々の書評を投稿します。
この記事で紹介する3つのノンフィクション本はどれも重苦しい内容になっています。
読んでいてやるせない気持ちになることもあります。
読んでいて怖くなることもあります。
読んでいてページをめくるのをためらうほどに辛い描写もあります。
しかし気が重くなるようなノンフィクションだからこそ、よりリアル感じることができ読み終わった後はきっと心に何かが残る。
それでは「読んだ後、深く考えさせられるノンフィクション」を紹介していきーす。
深く考えさせられるおすすめのノンフィクション本を紹介
デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場
読んだ後の熟考度
2018年5月にエベレストで滑落してしまった栗城史多(くりきのぶかず)さんのノンフィクションです。
単独無酸素でエベレストに登ることを諦めなかった登山家の栗城さん。登山家としてはエベレストを制覇できるような実力はないと言われながら何度もエベレストに挑戦します。
やがてメディアやインターネットなどで祭り上げられ、ひくに引けない状況になっていきます。
メディアに持ち上げられた人は、それを維持するために大変な苦労とプレッシャーがかかるのだと改めて感じさせられました。
いつも前向きに元気な姿を発信していた栗城さん。見えないところで嘘や見栄もたくさんあったようです。
栗城さんを死へと追いやってしまったのは応援していた人や批判していた人や傍観者を含めた世間なのかな?
最後のベースキャンプの映像が今でもYouTubeに残っています。
命がけの証言
読んだ後の熟考度
「命がけの証言」は漫画です。ウイグルの人達が受けてきた弾圧を実名で証言したものを漫画にしています。マンガ好きの日本人には読みやすくわかりやすいです。
こんな非人道的なことが令和という現代で起きているなんてショックでした。
人身売買や収容所でのウイグル人に対する虐待がひどいです。
衝撃だったエピソードはウイグル人の男性が強制収容所に収容されると、残されたウイグル人の家には漢人が親戚として同居して寝食を共にするようです。
残された女性は性的なこともされるし、口答えしたら強制収容所に送られてしまうようです。ひどすぎる・・・。
中国共産党マジ怖い
日本でウイグル問題は中国に忖度して、ほとんど報道されません。まったくもってマスゴミだね!
アメリカやイギリスではで新疆ウイグル自治区ではジェノサイドがあったと認定しています。人道的にひどいことをしているのだから世界中で声を上げてこのジェノサイドを辞めさせないとダメだね。
この本に出てくるウイグル人の方々は本名で語ってくれています。まさに命がけ!!
この本を出版した清水ともみさんは日本で嫌がらせを受けたようです。中国共産党の魔の手が海を越えるようです。本当に勇気のある行動で頭が下がります。衝撃でした。
本にも出てくるグリスタンエズスさんが出ているABEMAPrimeのYouTubeです。ウイグルの状況を涙ながらに語ってくれます。
ユニクロ製品がウイグル自治区の強制収容所で作られているという噂があります。
ユニクロがウイグル製でないことを祈っています。
「鬼畜」の家―わが子を殺す親たち
読んだ後の熟考度
児童虐待の話は読んでいて辛いです。
何の罪もない子供が虐待を受けている描写はもうやめてくれと思うぐらい心が痛くなります。
この本で分かったことは虐待をする親は子供を愛しているということ。メディアでは虐待をした親を人でなしの鬼畜外道と報道されますが、実は虐待する親だけが悪い訳ではないということ。
祖父母もどうしようもなく外道で親は次第に生活が困窮していき追い詰められていきます。
負の連鎖の集合点が一番弱い何の罪もない子供に集中し、その負をすべて背負ってしまうのです。悲しいです。
今でも児童虐待のニュースがあとを絶ちません。最近では元関脇 嘉風 中村親方の妻を逮捕 小5の長女への暴行の疑いで逮捕された事件や福岡5歳児“餓死”事件などがあります。
親でもない私が言うのもなんですが、すべての親にこの本を読んだほうが良いと思います。愛している子供を虐待や死へと追いやってしまう怖さが書いてあります。こんな不幸な事件にならないように戒められるのではないかと思います。
この本では「厚木市幼児餓死白骨化事件」「下田市嬰児連続殺害事件」「足立区ウサギ用ケージ監禁虐待死事件」三つの事件を扱っています。
まとめ
衝撃だったノンフィクション本を紹介しましたが、読んでみたいと思った本はあったでしょうか?
今回は暗く重苦しい内容のものばかりになってしまいました😅
今度は感動したり楽しい気分になるようなノンフィクションを読んでみようと思ってます!!
面白かったらまたブログ書いちゃいます。
ではまた!!
それにしても本や漫画のサブスクってないのかね?
サスペンスを忘れても面白い!おすすめ海外小説『ザリガニの鳴くところ』