包括支援センターで働くための資格

資格試験

福祉業界は無資格でも働き始めることは可能です。しかし、資格を持っていた方がもちろん勤め先の幅が広がります。高齢者の分野でもたくさんの資格があります。

介護職員初任者研修 介護福祉士実務者研修 介護福祉士 ケアマネジャー(介護支援専門員) 主任ケアマネジャー 理学療法士 作業療法士 介護予防運動指導員 福祉用具専門相談員 精神保健福祉士 社会福祉士 看護師 保健師 栄養士 社会福祉主事私思いつく限りでこんだけあります。

そして、地域包括支援センターで働きたいと思っている人は公的な資格と実務的な資格と能力が必要になります。地域包括支援センターは保健師等、主任介護支援専門員、社会福祉士といった資格をもった専門職を必ず配置しなければなりません。

就職するためには次の3つのどれかの公的資格が必要

主任介護支援専門員

保健師等(保健師に準ずる者として、地域ケア、地域保健等に関する経験のある看護師。高齢者に関する公衆衛生業務経験を 1 年以上有するものとする。)

社会福祉士

この3つの資格を持っている人たちは別名3職種と言われて、包括支援センター内では絶対的な力を持っています。ワンピースで言ったら三大将ナルトで言ったら伝説の三忍ハンターハンターで言ったら王直属護衛軍

みたいな感じです。この3人が仲良くないと包括支援センターの仕事は上手くいかないのです。つまりチームワークが大事なのです!!私が今回、紹介するのは3職種という公的な資格ではなく包括支援センターで働くために

業務をスムーズにこなせる資格や能力を紹介していきたいと思います。

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もっていてほしい資格及び能力

普通自動車免許 

これはどの業界でも持っていていて損はないと思うし実際に使います。田舎の包括支援センターだったら応募の必須資格に入っているかもしれません。基本的に高齢者は長く歩けません。

歩けたら包括支援センターが支援しません。高齢者の方を車で役所まで連れて行かなけれなならなかったり、病院に連れて行かなければならなかったりと車の免許は随所に活躍します。

タクシーも利用する場合もありますが、お金がなかったり今すぐに行動しなければならないときは自分で車を出した方が早急に支援の対応ができる場合がります。なので、車が運転できる職員ははっきり言って貴重です!!

免許は持っているだけのペーパードライバー方は休みの日に運転して練習してほしいです。

人前で話す能力

人前で話すことって普通の仕事ではあまりないと思います。私もこの仕事に就くまでは人前で話したりしなかったので最初は凄く緊張しました。今では多少は場慣れはしたもののやはり緊張します。

時々、100人ぐらいの前で自分の事例を発表するようなこともあります。貴重な体験だったのは外国人の福祉関係者の方が50人ぐらい来て同時通訳で包括支援センターの業務を説明したことがありました。

人前で話すのを極端に嫌がる人がいて全く仕事にならないときがあります。最初は下手でもいいので人前で話す度胸は絶対に必要です!!

司会の能力

会議の司会進行をする場面が結構あります。地域ケア会議の司会、虐待のケース会議の司会、事例検討会の司会、研修会の司会等たくさん司会をする機会があるんです。

私も司会のやり方は今でも勉強の途中です。司会原稿を作って望むこともあったり

時間内に終わらせることができるのか?参加者に意見を言ってもらうことができるのか?話がそれずに議題に沿って話を進められるのか?というように司会進行には心配事がたくさんあります。

私の場合、司会原稿を作って望みます。最低限ここは話し合いたい、事前にどういった質問をするのか?などある程度決めておくと上手くいきます。シュミレーションをして臨みますが結局緊張して上手くいかないとこが今までもたくさんありました。

司会進行は参加者それぞれに意見を聞いて、まとめることができる。それを時間内にやっていくということは、相当な場数と勉強が必要です。

もっていないといけない能力

自転車に乗ることができる

たまに自転車に乗れない人がいるんです!(笑)

自転車に乗れないと都会ではアウトです。都会は車での訪問がほとんどないので自転車での移動になります。会社からの支給の自転車は3輪車ではないので自転車はちゃんと乗れるようにしておきましょう。

自転車での事故が増えていますので自転車保険も東京都は義務付けられました。私は逆に徒歩で信号無視をして自転車とぶつかって事件を起こしたことがあるので注意しましょう。

徒歩で信号無視して自転車と接触事件

パソコンスキル

包括支援センターは介護をすることはほとんどありません。高齢者の自宅に伺い相談に乗るのが基本的に多いですがパソコンを使った書類作成が無茶苦茶多いです!

介護ソフトを使って介護予防計画書を作ったりエクセルで相談件数の統計をとったりワードで報告書や案内文を作ったりします。以外に多いのがパワーポイントの資料作りです。色んな研修会の企画をしたりするので発表するために資料作りでパワポを使います。

最近まで経過記録を手書きでしていた包括支援センターもあったと聞きましがこの業界ではやはり、パソコン関係が弱い人がまだまだ多いです。

汚いところでも平気な能力

支援をしている何日も何年もお風呂に入っていない人やゴミだらけの家やゴキブリがたくさんいる家に行かないければならない時があります。なので潔癖症の人は仕事できないです。

もちろん私も苦手ではありますが、結構、なれるとわくわくしたりすることもあります。だって、お風呂に入っていなかった人が自分の支援で入れるようになって明らかに綺麗になっていい匂いになったりすっごく汚かった家がきれいになってきたり。

しかも、こういう仕事をしていなかったらゴミ屋敷なんて入る機会ないですから結構いい人生経験を積んでるなって思ったりします。だからこそ、汚いところを行く楽しさを見いだせない人はダメです。汚いところは絶対に行きたくない!!という人はこの仕事はできないと思います。

みんなと仲良くなる能力

「地域包括支援センターは保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員の専門職が連携し、専門性を活かしながらチームで業務を実施する」

となっています。しかし、資格を持っているのでとってもプライドが高い方が多いです。また持っている資格がそれぞれ違うので意見が合わないことが良くあります。なので、支援の方向性がづれて対立することがあります。

そうなると部署全体の中が悪くなって余計に支援が上手くいかなくなってしまいます。子供みたいに「あの人とは話したくありません」なんてことを言う人もいます。こんなことを言うようだったら、せっかくの国家資格も台無しです。

お互いのことを尊重しあって仲良く仕事をすることは生きていく上でも、仕事をしていく上でも、一番大切能力ですね!!

まとめ

地域包括支援センターに就職するために必要な資格

保健師または保健指導経験を持っている看護師

社会福祉士

主任介護支援専門員

地域包括支援センターで役に立つ資格と能力

普通自動車免許

人前で話す能力

司会ができる能力

 地域包括支援センターで働くための必須能力

自転車に乗れる能力

パソコンスキル

汚くても大丈夫な能力

みんなと仲良くできる能力

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