働きながら社会福祉士に合格!最初にする3つのこと!

資格試験

私は元から頭が良かった訳ではありません。

中学、高校と成績は中の下。

大学もFラン大学。

勉強もあまり好きではない。

福祉に対しての知識もありませんでした。

しかし、第31回社会福祉士国家試験に122点で合格することができました。

しかも、仕事をしながら、尚且つ4月から12月までの間の9カ月間は通信教育でスクーリングをし、13ものレポートを提出するという

ものすごくハードのなスケジュールの中、翌年の2月の国家試験を1発で合格しました。

もちろん、勉強をしなかった訳ではないのです!!効率よく空いている時間を使って社会福祉士の合格を勝ち取ったのです

範囲が広い社会福祉士の試験はどこから手を付けて良いかわからない人も多いと思います。

そこで、効率よく勉強ができるように最初に行った3つのことを紹介していきます。

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【働きながら社会福祉士に合格!最初にする1】社会福祉士国家試験を知る!!

彼を知り己を知れば百戦殆からず

かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず・・・・・

孫子の言葉です。敵の実力や現状をしっかりと把握し、自分自身のことをよくわきまえて戦えば、勝つことが出来ます!
なにか問題を解決するときも、その内容を吟味し、自分の力量を認識したうえで対処すれば、うまくいくものです。

まずは敵を知る。社会福祉国家試験はどういものなのかを知ることです。

そうすることにより、自分がどの程度の勉強していけば合格できるのか、おのずとイメージ出来てきます。

具体的には、社会福祉士の国家試験はどういった試験で、試験当日はどのぐらいの時間で何問解くのか?どの程度の難易度で何点取れば合格できるのか?を確認していきます。

社会福祉士の国家試験は150問あり5択の中から1つか2つの正答を選ぶ問題です。午前と午後の部に分かれていて、試験時間は240分間です。

午前の部 2時間15分 全83問(共通科目)
  • [1]人体の構造と機能及び疾病 7問
  • [2]心理学理論と心理的支援 7問
  • [3]社会理論と社会システム 7問
  • [4]現代社会と福祉 10問
  • [5]地域福祉の理論と方法 10問
  • [6]福祉行財政と福祉計画 7問
  • [7]社会保障 7問
  • [8]障害者に対する支援と障害者自立支援制度 7問
  • [9]低所得者に対する支援と生活保護制度 7問
  • [10]保健医療サービス 7問
  • [11]権利擁護と成年後見制度 7問
午後の部 1時間45分 67(専門科目)
  • [12]社会調査の基礎 7問
  • [13]相談援助の基盤と専門職 7問
  • [14]相談援助の理論と方法 21問
  • [15]福祉サービスの組織と経営 7問
  • [16]高齢者に対する支援と介助保健制度 10問
  • [17]児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度 7問
  • [18]就労支援サービス、更生保護制度 8問

次は合格率と合格基準点です。

社会福祉士国家試験合格率・合格基準点推移
当該年度 合格率 合格基準点
第15回 2003(平成15) 31.4% 91点
第16回 2004(平成16) 28.5% 85点
第17回 2005(平成17) 29.8% 83点
第18回 2006(平成18) 28.0% 80点
第19回 2007(平成19) 27.4% 81点
第20回 2008(平成20) 30.6% 87点
第21回 2009(平成21) 29.1% 85点
第22回 2010(平成22) 27.5% 84点
第23回 2011(平成23) 28.1% 81点
第24回 2012(平成24) 26.3% 81点
第25回 2013(平成25) 18.8% 72点
第26回 2014(平成26) 27.5% 84点
第27回 2015(平成27) 27.0% 88点
第28回 2016(平成28) 26.2% 88点
第29回 2017(平成29) 25.8% 86点
第30回 2018(平成30) 30.2% 99点
第31回 2019(平成31) 28.9% 89点
第32回 2020(令和元年) 29.3% 88点

150問中、約6割程度の90点ぐらい取ることが出来ればほぼ合格できます。(6割の90点越えは15回の91点と第30回の99点の2回だけ)

しかし、注意点として90点以上取れていても、18科目中0点が1つでもあると合格できません!!

【働きながら社会福祉士に合格!最初にする②】過去問を解いてみる

まずは過去問を1年分を解いてみてください。でも勉強をしたばかりでいきなり150問もの過去問を解くのは無理です。

机に向かわないでも結構です。空いた時間にちょっとづつでも良いので過去問を1年分解いてください。お勧めなのがスマホのアプリで過去問を解くことです。

社会福祉士合格アプリ2022

社会福祉士 過去問 (解説と模試つき)

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過去問に関しては本は1冊も買わずに、このアプリだけで勉強しました。過去問だけ十分です。1問1問や穴埋めは必要ないと思います。

今の時代では誰もが1日に何回もスマホを見ていると思います。電車に乗っている時、トイレに入っている時、ベッドの上で横になっている時、テレビのCMの間、とにかく空いている時間をポチポチと過去問を解いていました。

1日1回でもいいので過去問に触れていくと自然と実力が付いてきます。このアプリのお勧めポイントは、自分の学習時間が蓄積されて確認できるところです。

そして、正答率などを確認できるので、苦手な問題をメモっておかなくてもわかるのです!!そして、学習時間と成績を元にランキングも出るのでやる気も出ます!!

このアプリで少しずつ、過去問を1年分解くきます。最初に何もわからない状態で解いても、意外と点数が取れてしまいます。調子が良かったら5割近く取れてしまいます。

所詮5択なので何となくで当たってしまうのです。社会福祉士の合格基準は大体全体の6割取れば合格します。つまりあと少し、努力すれば合格圏内に行けてしまうのです!

最初にといて、3割でも2割でも気にする必要はありません!!私もそうでした!!3割2割の正答率だった人は

ちょっと勉強するだけでもすぐに点数が伸びるので勉強する気力が湧いてきます!むしろ最初は点数が取れない方が継続力は付きやすいのかもしれません!

【働きながら社会福祉士に合格!最初にする③】参考書を切って持ち運ぶ

働きながらの勉強は空き時間を有効に使うことがコツです。私はいつでもどこでも参考書を見られるように切ってかばんに入れて持ち歩いていました。

参考書を持っていると何となく見てみようかという気持ちになります。でも参考書はとても分厚くなっているので持ち運ぶと重くて嫌になってしまいます。だから切るのです!!

飯塚慶子先生の「社会福祉士の合格教科書」

飯塚慶子先生の「社会福祉士の合格教科書」はお勧めです。私はこれを切って持ち運んで読んでいました。

19科目の章ごとに切って持ち運ぶとものすごく薄くなってしまうので、適当なページで切りホチキスで止めます。

この参考書は幅広い範囲の社会福祉士の試験をコンパクトにまとめてあります。本当に出やすいところに絞って作成されています。しかもわかりやすくまとまっていて、語呂合わせもあり覚えやすいです。

最初のページから読むのも良いですが、お勧めは専門科目の「相談援助の理論と方法」から読むことをお勧めします。

社会福祉士国家試験で絶対に出るアプローチ系がどうやって発展し枝分かれていったか分かりやすくまとめられていて

アプローチを提唱した人の語呂合わせがとても上手いです。参考書はこれ1冊で十分!!そして、アプローチを覚えると社会福祉士の勉強が面白くなってきます!!

働きながら社会福祉士に合格!最初にすることのまとめ

働きながら社会福祉士に合格するために最初にする3つのこと

①社会福祉士国家試験を知る!

②まずは過去問を1年分解く!

③参考書を切って持ち運ぶ!

私の場合、6月ぐらいから通信教育のレポートを出すのと並行して社会福祉の国家試験の勉強をしていました。

半年以上も勉強する時間があったので、余裕をもって勉強ができました。気合を入れて1日何時間も机に向かって勉強するということはあまりなく、電車の中やトイレの中、ベッドの上などで空いた時間をうまく利用して勉強していました。

仕事をしながら社会福祉士の勉強をしている方は、効率よく空いた時間を使えるように勉強する環境を整えていけば、さほど苦労をしないで合格できると思います!

以上です!読んでいただいてありがとうございました!!

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