社会福祉士国家試験で出てくるアメリカのデモ関連

資格試験

社会福祉士国家試験で相談援助の理論と方法の分野で絶対に覚えておかなければいけないのが、〇〇アプローチです!!100%テストに出ます!!

さて、今回はその中でもエンパワメントアプローチを紹介したいと思います。

何故かというと、今(令和2年6月3日現在)アメリカで起きているデモに大きく関係しているからです。

援助者がクライエントに対してどのように目標達成させるかということのアプローチ方法がたくさんあります。

試験ではアプローチの名前と発案者、どのようなアプローチなのかを問う問題がでます。

アプローチの種類
  • 心理社会的アプローチ
  • 機能的アプローチ
  • 問題解決アプローチ
  • 課題中心アプローチ
  • 危機介入アプローチ
  • エンパワメントアプローチ
  • 解決志向アプローチ
  • 行動変容アプローチ
  • 家族システムアプローチ
  • ナラティブアプローチ
  • フェミニストアプローチ

エンパワメントアプローチ以外もこのぐらいは覚えておいた方が良いです。

アメリカの人種差別のデモ

5月25日、黒人男性のフロイドさんは、偽造した20ドル札を使った容疑で白人警察に拘束されました。

米国で白人警官が黒人男性の首押さえ死亡 差別への抗議活動が過激化

その時の動画はネットで拡散されています。フロイドさんは拘束時、警察官に7分以上にわたって首を膝で押さえつけられています。

映像ではフロイドさんが警官に何度も「動けない」「息ができない」と訴えているようです。

膝でぐりぐりと首のあたりを押さえつけていてとても苦しそうでいたそうです。その後、救急車で病院に運ばれますが亡くなってしまいます。

家族の希望で検視をしたら死因は「窒息死」でした。

2016年にも白人警官に黒人男性が射殺された事件がありました。

白人警官によって黒人の方が亡くなってしまう事件って結構多いですよね。やはりまだまだ、人種差別があるんですね。

そして、この種の事件が再び起きたことへの怒りの中で警官の逮捕・起訴を求める声が上がりデモになりました。

今回の暴動はこれをきっかけにコロナや不平不満のたまった黒人でない有色人種や白人までも参加しています。そして、略奪行為にまで発展しています。

そして、亡くなった黒人男性の弟が以下のように訴えています。

あなたたちの怒りは理解できます。しかし私に比べればその怒りは半分です。その私は暴れて物を壊していません。地域も破壊していません。それにひきかえあなたたいは何をしているのですか。兄は戻ってきません。平和的にやってくださいお願いです。

略奪行為までしてしまったら、本来の「警察の差別的暴力に反対」とは別なような気がします。

エンパワメントアプローチとは

エンパワメントとは1960年代のアメリカでおこったアフリカ系アメリカ人の偏見や差別撤廃を求める、ブラックパワー運動(公民権運動)で始まったとされています。今回のような黒人差別から始まった運動が、エンパワメントの始まりなのです。

公民権運動

公民権の適用と人種差別の解消を求めて行った大衆運動です。公民権とは選挙権とか出馬するとか政治にかかわることや資格を取れたり公務員になれたりする権利です。キング牧師やマルコムXとかが有名です。

1976年、ソロモンは黒人に対するソーシャルワークの実践でエンパワメントアプローチを提唱しました。1980年以降のソーシャルワークにエンパワメントの概念を位置付けました。

無力なクライエントに力を与えることではなく、クライエントが剥奪された権利や力を回復し、環境に働きかけたり、問題解決に向けた自己決定をする主体として行動するのを、対等な立場で支援することだと考えました。

つまりエンパワメントアプローチは、クライエントと援助者がパートナーシップを結んで、クライエントの問題解決能力を回復させることでクライエント自身で問題解決ができるように行う技法のことです。

エンパワメントアプローチの技法

①動機付けの強化

②精神安定と自信の維持

③問題解決の強化と自己方向付けの強化が挙げられている。

そして、エンパワメントアプローチではもう一人、グティエレスという人がいます。グティエレス集団を通しての体験がエンパワメントアプローチでは重要であると述べた。

アプローチのまとめ

はっきり言って、〇〇アプローチははっきりと区別することはとっても難しいです。なので大枠的に覚えておけば点数は取れます。人物はしっかり覚えておかないとダメです。援助方法は簡単に説明しておきます。

 

アプローチ 人物 援助方法
心理社会的アプローチ トール、ハミルトン、ホリス

状況の中にある人間」が概念。人間と状況と両者の相互作用に構成さる。長期的な処遇

機能的アプローチ ランク、ロビンソン、タフト 援助者の所属する機関の機能を活用する。問題は本人ではなく環境にある。処遇の展開過程を重視
問題解決アプローチ パールマン クライエント自身が問題解決者で、問題を解決できるように援助する。
課題中心アプローチ リード、エプスタイン 具体的な生活課題を明確化し、課題の優先順位を付ける。短期の援助
危機介入アプローチ リンデマン、キャプラン、ラポポート 社会的機能の回復に焦点を当てた対応。1~6週間の短期援助
エンパワメントアプローチ ソロモン、グティエレス クライエント自身が抑圧された状況に気づき自分自身で問題を回復させる。
解決志向アプローチ シェザー、バーグ クライエントが解決するイメージ尊重する。問題が起きていない例外探しを行う。短期的アプローチ。
ナラティブアプローチ ホワイト クライエントが語る物語(ドミナントストーリー)を通して行う。問題の外在化を行って新たな物語(オルタナティブストーリー)を見出す。
行動変容アプローチ なし 学習理論を基礎として、問題を明確化させる。行動を変えることを促進する技法
家族システムアプローチ なし 問題を個人の物ではなく、家族システム全体の問題としてとらえる。
フェミニストアプローチ なし 女性差別や抑圧などの社会的な現実を顕在化。個人のエンパワメントと社会的な抑圧の根絶を目指す。

今回はアメリカの暴動があり、エンパワメントアプローチを中心に説明を始めさせていただきました。このエンパワメントアプローチをきっかけに他のアプローチも覚えてください。

なぜなら、社会福祉士の試験ではこのアプローチは覚えておかないと話になりません。覚えるのは必須なのです!!

是非、他のアプローチも調べてみてください。そして、普段の生活で自分が子供や会社の後輩などに何か教える場面があったら

これは〇〇アプローチかもしれない?

なんて思えるようになったら、勉強が進んできた証拠になります。そうなると、社会福祉士の勉強もグッと面白くなってくると思います!

以上になります!読んでいただいてありがとうございました!!

カテゴリー
資格試験
スポンサーリンク
たっつんをフォローする
エンジョイHukushi

コメント

タイトルとURLをコピーしました