【超簡単!短時間で準備可能】認知症の寸劇シナリオ全公開!

業務向上

地域の人達に向けて認知症の寸劇をする場合はありませんか?

地域包括支援センターの仕事では認知症サポーター養成講座などで簡単な寸劇をすることがあるのです。

日ごろの業務で寸劇のシナリオを考える時間がない人に読んでもらえたら幸いです。

実際に私が考えた寸劇を紹介するので、是非参考に使ってみてください!!

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認知症の寸劇シナリオ全公開!導入部分

ナレーター「こんにちはー。それでは地域包括支援センターの発表をさせていただきます。高齢者の相談窓口となっている地域包括支援センターでは、認知症に対する相談も多く寄せられています。」

ナレーター「今日は少しの時間をお借りして、認知症の人に対する接し方や症状についての寸劇を包括支援センター職員で行いたいと思います。よろしくお願いします。」

登場人物の紹介

定吉さん
(最近認知症の症状が出始めました。本人もちょっと困惑気味。)

息子の武さん
(一家を支える大黒柱です。口数は少ないがいざという時には頼りになる存在です。)

息子の妻の綾子さん
(おじいちゃんの世話はおもに綾子さんがしています。ちょっとせっかちな所があります。)

家に帰りたいバージョン

ナレーター「今は夜の7時ぐらいです。家族みんなで夕食を食べています。」

7時ちょうどだよーーん!

定吉さん
定吉さん

あっ!もう7時だ。遅くなると家のものが心配するのでそろそろ失礼します。

武さん
武さん

何を言っているんだおやじ!親父の家はここだろ。

定吉さん
定吉さん

いえいえ。人様のお宅にこれ以上はいれませんよ。

荷物をまとめる。

定吉さん
定吉さん

それでは、おじゃまいたしました。

舞台から降りようとしてしまう。

武さん
武さん

ちょっと待ってよおやじぃ。ここは自分の家だといってるじゃないか?!

袖を引っ張る。

定吉さん
定吉さん

何を言っているんだ。わしは家に帰るよ。

武さん
武さん

いいかげんにしろよおやじ!!

定吉さん
定吉さん

家に帰るんじゃ!!

武さん
武さん

どうしてわかってくれないんだぁ!

綾子さん
綾子さん

私に任せて頂戴!!おじいちゃん。家まで送りますよ。いっしょに行きましょう!

定吉さん
定吉さん

そうかぁ。すまんのぉ。

いっしょに舞台をおりてその辺を一周する。

綾子さん
綾子さん

ただいまーー

定吉さん
定吉さん

ただいまーー

綾子さん
綾子さん

おじいちゃん。夕食ができてますのでいっしょに食べましょうか?

定吉さん
定吉さん

いつもありがとうなぁ。

武さん
武さん

おやじ。おかえりなさい。

ナレーター「はい!平和になりました!!認知症のなると、見当識障害、時間や場所が分からなくなることが起こります。長年住んだ自分の家でも忘れてしまう事があります。

ナレーター「(ここが家だよ!)と正しい事を一生懸命説明しても、わかってもらえません。とりあえず話しを合せて帰りたいという気持ちに寄り添ってみましょう。」

ナレーター「ぐるりと近所を一回りしてくると、家に帰ったつもりになる人もいます。認知症の人には、上手に話しを合せてあげる方が、関わりやすくなります。話しの内容が事実と違っていてもあまり気にしないで、認知症の人が安心するような声かけをしてあげましょう。」

財布がない!!バージョン

定吉じいさんは探し物をしています。

ナレーター「あれ?おじいさんが何か探し物をしていますね。」

定吉さん
定吉さん

おーーい、綾子さ――ん。おーい。綾子さーーーん。

息子妻(綾子さん)舞台に上がる。

綾子さん
綾子さん

どうしたんですか?大きな声出して。

定吉さん
定吉さん

わしの大事な財布がないんじゃよ。たしかにここ置いておいたはずなんだけどなぁ。

綾子さん
綾子さん

本当にここにおいたの?どこかにしまったんじゃないの?良く探したの?もう忙しいのに!

定吉さん
定吉さん

わしはちゃーーんとここに置いたんだ!あっ!!ひょっとして綾子さんがとったんじゃろ!!

綾子さん
綾子さん

そんなわけないでしょ。いっつもないないとか言って、後からでてくるでしょう!もういい加減にして下さい!!

定吉さん
定吉さん

わしの財布を返してくれ!

綾子さん
綾子さん

私は知りませんよ!!!

武さん
武さん

ちょっと二人ともなにやってるんだ?

綾子さん
綾子さん

それがね。おじいちゃんがまた私を泥棒よばわりするのよ。

武さん
武さん

なにかなくなったのか?

定吉さん
定吉さん

確かにここに財布を置いたんじゃが、ないんじゃよ。

武さん
武さん

そっかぁ。じゃあ俺もいっしょに探してみるよ。

しばらくいっしょに探す。息子が財布を見つける。見つけた所をおじいちゃんに探してもうらうように促す。

武さん
武さん

おやじ。この辺も探してみたらどうかなぁ?

定吉さん
定吉さん

あっ!あった!よかった!こんなところにあったよ見つかってよかった!

綾子さん
綾子さん

困った時はお互いさまでしょ。でもよかったわ見つかって!

定吉さん
定吉さん

あーーよかった。

ナレーター「認知症になると、お金や通帳など大事な物を盗られたと思い込む物盗られ妄想が出てくる人がいます。自分でしまい込んで忘れているのですが、自分は決して悪くなく誰かがとったと人を疑います。」

ナレーター「いちばん身近で頼りにしている人を疑う事が多く。一生懸命お世話をしている人ほど悪者にされます。盗ってないと言っても信用してもらえないので、共感して一緒に探すなど相手に合わせて見るといいでしょう。」

元気がないバージョン

定吉さんが椅子に座ってボーーっとしている。(溜息とか付く。元気がない様子にする。)

綾子さん
綾子さん

おじいちゃん今日も散歩に行かないんですか?

定吉さん
定吉さん

うーーん。なんかなぁ。歩く気力がなくてなぁ。そのうちまた散歩するよ。

綾子さん
綾子さん

家にいて、寝てばかりではぼけてしまいますよ。デイサービスでも行ってみたらどうです。

定吉さん
定吉さん

デイサービス?わしを年寄り扱いしおって!!デイサービスなんて年寄りの集まりじゃないか!!わしは行かんぞ!!

綾子さん
綾子さん

そんなこと言わないで。お隣のおばあちゃんだって最近デイサービスに行き出して楽しいっていってましたよ。

定吉さん
定吉さん

綾子さんはわしが家にいたらじゃまなんだな!!もう寝る!

綾子さん
綾子さん

おじいちゃーーん(悲)

おじいちゃん舞台からおりる。

息子(武さん)が舞台にあがる。

綾子さん
綾子さん

最近おじいちゃんの様子がおかしいのよ。以前は散歩に毎日でかけて、老人福祉館にも頻繁に通っていたのに、ここ1ヶ月ぐらい家で横になってテレビばかりみてるの。

武さん
武さん

そうかぁ。老人福祉館に通っていると安心なのになぁ。親父ももう歳だし、真剣に介護のことを考えていかないといけないなぁ。

綾子さん
綾子さん

私、地域包括支援センターに相談に行ってみようかしら?

ナレーター「認知症になると、趣味や仕事などこれまで好きだった事に興味や関心がなくなってきます。何をするにも意欲がなくなりボーーっとしている時間が多くなります。」

ナレーター「これまでと人柄が変わったように見え、なんだか変だなとおもうことが続くようだったら、認知症の始まりかもしれません。病院で診てもらうか、お年寄りについての心配事を相談できる、地域包括支援センターにご相談ください!!以上で劇を終了します。ありがとうございました!!」

認知症の寸劇シナリオのまとめ

シナリオ全文はこちらからダウンロードできます。

認知症の劇をやらなければならないときに、参考にしていただけるとありがたいです。

以上になります!!読んでいたただいてありがとうございました!!

筆者が遭遇した実際にあった、認知症の人のビックリ面白エピソード

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