利用者や家族に求められるケアマネジャーとは!?

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包括支援センターの仕事では、利用者や家族からケアマネジャーを紹介してほしいと言う相談が多く寄せられます。

包括支援センターでも公正中立な立場をとってケアマネジャーの選定をしなければいけないのですが、その利用者や家族と合いそうなケアマネジャーを公正中立に選ぶということを行っています。

そして、利用者側もケアマネジャーはどういった人が良いかということを要望してくる人が少なくないのです。自分や自分の親の介護相談をする人に相性の合わないケアマネが担当に着いたら大変ですので当然の要望です。

ケアマネはその人を仕事ぶり、性格、技術知識を総合的に判断されるので結構、厳しい世界です。

事業所で選ぶよりも人で選ばれます。なので、その人に魅力がないと選ばれないという結構過酷な職種なのです。会社の大きい小さいはあまり関係ないんです。

私が実際に受けたケアマネジャーに対する要望を紹介していきたいと思います。居宅介護支援事業所でケアマネジャーをされている方は是非参考にしてみてください。

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利用者や家族に求められるケアマネジャーとは!?

介護支援専門員(ケアマネージャー)とは、要介護者等(要介護者・要支援者)からの相談に応じて、要介護者等ががその心身の状況等にい応じた適切な居宅サービス、地域密着型サービス、施設サービス、介護予防サービス、地域密着型介護予防サービスや特定介護予防・生活支援総合事業を利用できるよう、市町村、サービス提供事業者(事業者・施設)、特定介護予防・日常生活支援総合事業者等との連携調整等を行うものであって、要介護者等が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的な知識・技術を有する者として介護支援専門員証の交付を受けたものをいいます。

介護支援専門員テキストより引用

女性のケアマネジャー

男性か女性かを聞くと、ほぼ80%は女性が良いと言います。女性の職場でケアマネの男女比も女性の方が多いですが

むしろ、男性が良いという本人や家族はほとんどいません。やはり女性のほうが、細かいところに気づくし、介護のことなら女性のほうが良いというイメージがあるのだと思います。

そして、介護は排尿、排せつについてをケアマネジャーに話さなければならないことも多いです。その際に女性の利用者の場合、同じ性別の女性のケアマネジャーの方が排尿、排せつのことを話しやすいのだと思います。

また男性の利用者は女性ケアマネでも男性ケアマネでも自分の排尿、排せつのことは話しやすいので全体数的に男性よりも女性のケアマネジャーの方が好まれる傾向にあると思います。

一人暮らしの女性の利用者は、男性を家に入れると近所から変な目でみられるかもしれないと思う人もいます。

考えて見たら男性と女性が二人っきりで部屋にいるのだから当然と言えば当然のことのような気もします。

ケアマネジャーの男女比 女性74.2%:男性23.3%

介護求人ナビより引用

以前よりも男性のケアマネジャーも増えてきた傾向にありますが、まだまだ女性のケアマネジャーの方が多いです。まだ需要と供給のバランスは保たれていると思います。

話しやすいケアマネジャー

やはり、介護の相談をのるケアマネージャーは話しやすい人が良いに決まってます。し話しやすい人が良いというのは当然の要望です。

私の基準ですが話しやすい人はやはり、基本的に普段仕事をしていて笑顔が多い人を選びます。話しやすいかどうかは個人的な見解のなので、話しかけやすい人というのはやはり、笑顔が多い人なのではないかと思います。

そして、話すときちんとした対応が返ってくる人です。話しやすい人はすなわち、話が分かる人。話が通じない人がたまにいますのでそういう人は選ばないようにしています。よく言われるKY(空気読めない。もう死語?)な人はあまり紹介できません。

話しやすい人はやはり聞く態度がうまいです。傾聴がうまいです。受容、繰り返し、明確化、言い換え、要約、などの面接技法が自然と身についている人だと思います。

対人援助でも使えるデールカーネギーの「人を動かす」

人間は人生経験の中で人とコミュニケーションをとることによって面接技法が身についていくものです。何も社会福祉士の資格や臨床心理士の資格なんてなくても、人の話をよく聞いて対応してくれる人っていっぱいいます。

しかし、人間は誰でも合う合わないがあるのでしゃべりやすい人というと、ケアマネジャーを紹介する立場でしゃべりやすい人を頼むので、もちろん合わないことがあって失敗する場合もあります。

「しゃべりやすい人をお願いします!!」と言われると結構、難しくて困ってしまいます。

やさしいケアマネジャー

やさしい人と言われた場合、言葉遣いが穏やかだったり、雰囲気が柔らかい人を選びます

ただ基本的にケアマネジャーを職業に選ぶ人は雰囲気が柔らかい人よりも、しっかりと自分の意見が言えるような人が多いと思います。

いい意味で厳しい目線を持った人です。特に女性だとしっかりした方が多いです。だから女性でやさしい人お願いしますって言われると、結構困ります。

逆に、男性は気弱なやさしい感じの人がケアマネジャーには多いです。たぶん、介護の業界で働いている男性というのは気弱な人が多いんではないかと思っています。

優しい人には優柔不断のような場合も多いので、欠点も見なければならないと思っています。

でも、やさしい人と話しやすい人っていうのは結構似たり寄ったりのところがあるような気がします。やさしい人って話しやすい人ではないでしょうか。笑顔が素敵な人ってやさしい人って感じもして話しやすかったりすると感じます。

そして、やはり普段仕事をしていて利用者のことを大事に思っている人はやさしい人だと感じます。

なんか自然と一緒にいたら落ち着くというか頼りがいがある人もやさしい人に含まれるのだと思います。よく言う包容力がある人のことです。

困ったときに助けてくれる人も優しいなぁと感じます。人の気持ちを考えられる人はやはりやさしい人なのではないでしょうか。

ベテランのケアマネジャー

やはり、若くて経験が浅い人よりも、経験のあるベテランを好む傾向があります。若くて20代~30代のケアマネジャーはいるのですが、高齢者や高齢者の家族にはあまり好まれないのです。

ケアマネジャーという仕事は介護の問題だけでなく家族全体の問題など、あまり他人に話したくない内容のこともしゃべらなければ解決できない、問題も出てくることがあります。

そういった中で、自分達よりもかなり若いケアマネジャーに話をするというのは、人生経験が少ない人に話してもどうせ気持ちはわかってもらえないのではないか?と思われがちです。

ベテランの人はやはりケアマネ経験が長いので知識も豊富です。また、自分でネットワークを持っているので、たいていの問題に解決できる方法や人脈を形成しているので頼りになります。

もちろん、家族や行政や会社との立ち回り方もわかっているので仕事ぶりに余裕があって頼りがいがあります。

しかし、ベテランになると応用力がなく、自分の経験した支援だけを行いがちです。パターンにはめてしまうというデメリットもあります。

この利用者のパターンは脳梗塞、この利用者はガン末期、この利用者は家族と疎遠など、お決まりのパターンを決めてしまいます。

基本的に支援は十人十色。その個人を見て支援をしていかなければいけません。そいった個別的支援が出来にくくなってしまうのもベテランの一つの特徴になります。

ケアマネの平均年齢は高めで40代以降が多くなっているので、ある程度、年齢は高めの方が多いですが、ベテランのケアマネジャーばかりに利用者を任せていては新しいケアマネジャーが育っていかないという懸念もあります。

逆に若手は吸収力があり、新しいことにも果敢で挑戦していきます。こんなこと思いつくのか!と感心させらることがあります。

私が仕事の中で出会った若手で、生活保護の人に行政や司法書士と調整し成年後見制度利用支援事業を利用して、申し立て費用と後見等後見報酬助成を見事勝ち取りました!

生活保護の人に成年後見人を付けられるとは思っていなかったのでやはり若手の思い付きとバイタリティーはすごいなぁ思います。

フットワークが軽いケアマネジャー

フットワークが軽いケアマネジャーは逆に、若い人の方が多いと傾向にあります。やはりベテランになると良い意味で手を抜く方法もわかってきますので、レスポンスが遅かったりする場合があります。

フットワークが軽い人はレスポンスが早いので、電話やメールなどの連絡が早いです。なので、聞かれたことをそのままにしておかない。時間がかかるのなら時間がかかるという電話を一報入れたりします。

若いケアマネジャーの場合、とりあえず行動してみる。わからないから動いてみる。という風にチャレンジ精神で頑張ってくるれる人が多いのでフットワークが自然と軽くなるのだと思います。

私が関わった人で実際に、東京から埼玉の奥地の介護施設まで利用者を車で送ってくれたケアマネジャーの方もいました。

引っ越しの手伝いも手早くやってくれました。業者に掛け合いそしていらない荷物も捨てることをすでにその方も若くてダイナミックな方でした。今でも若くてもとっても頼りになるケアマネジャーでみんなに慕われています。

まとめ

ケアマネジャーの仕事は自立支援の視点、権利擁護、人権尊重、自主性の尊重 公正中立、社会的責任、個人情報の保護、家族への支援、チームアプローチ、地域課題解決に向けたネットワークの構築など様々なことが期待されています。

全部をやろうとしたら時間がいくらあっても足りません。しかも今のケアマネジャーの仕事の実情は、求められる書類の量が莫大で利用者を見るよりも行政の指導監査や実施指導を気にするばかりです。

ケアマネじゃーは利用者と関わるよりも書類を作る時間を確保しようと必死になってしまう場合もあります。

しかし、利用者や家族が求めているのは、話しやすかったり、自分のことを良く見てくれて、困ったときに助けてくれる人が担当になってほしいと思っています。

実際にケアマネジャーと関わっている利用者や利用者の家族の声を届けて、書類だけでは見えない、ケアマネジャーの仕事を大勢の人にわかってほしいと思っています。

以上です!読んでいただいてありがとうございました!!

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