福祉系相談員のやりがいが低下する『キャリアプラトー』を克服する方法

業務向上

介護業界で17年務めている、たっつん(.@enjoywelfare)と申します。

筆者の経歴

有料老人ホーム相談員➡有料老人ホーム施設長➡居宅介護支援事業所ケアマネ➡居宅介護支援事業所管理者➡地域包括支援センター相談員➡地域包括支援センター管理者

色々とありましたが福祉系相談員として割と順調にステップアップしてきたと思っています。

しかし、これ以上の出世はありません。そして40歳を過ぎた私には転職する勇気も行動力もありません。そして相談員としてのやりがいや意欲が低下しました。

私にもありました。キャリアプラトーという現象です。

キャリアプラトーとは年数が経つにつれて、キャリアの高原状態(行き詰っている状態)に入ること

今回の記事では筆者がキャリアプラトーを克服した方法を紹介します。

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福祉系相談員が『キャリアプラトー』を克服する方法

※キャリアプラトーは社会福祉士国家試験の出題範囲でもあります。

キャリアプラトーは克服しないとダメ人間になる

同じ組織や同じ業界に長く働いている40代に訪れやすいと言われるキャリアプラトー。

行きつく先は、粛々と業務をこなし『定年まで逃げ切る』ことを考えるようになります。逃げ切り状態に入った人は新しいことに挑戦しなくなります。そして難しいことに挑戦しません。

利用者の支援もある程度、自分の中のいくつかのパターンに振り分けて支援していくようになっていきます。

困難な事例や面倒な事例は部下に任せ、事務仕事や意味のない会議に出席することを優先させて忙しいそぶりを見せつけるようになるのです。

キャリアプラトーになると偉いだけで仕事をしない最悪上司になり果てるのです。

そんな上司になったら将来的に窓際族になります。

キャリアプラトー怖いです。

福祉系相談員がキャリアプラトーを克服する方法

キャリアプラトーを克服する方法は仕事で役に立ち業界以外の知識を身に着けることです。

医療、福祉、介護以外の知識を身に着けることによってキャリアプラトーを克服することが出来るのです。

それはずばり、ITの知識です。

ITとはコンピューターとネットワークを利用した技術のこと

介護の業界はITに疎い人がとてつもなく多いです。

以前は「アナログ人間なんで利用者との対話を大切にしてるんです。」ということをベテランの相談員が誇って発言していました。

さらに5年ほど前まえは「パソコンが苦手なんで手書きでプランや記録を作ってます。」っという相談員もいました。惜しげもなくアナログ派を推奨するような相談員が多かったのです。

しかし、ついにアナログ派が肩身の狭い思いをする事態がやってきたのです。

それがコロナウイルスでした。

コロナウイルスの流行によってオンラインでの会議やSNSが必然的に必要になってきたからです。

ITの技術を取り入れない地域包括支援センターやケアマネジャーはむしろ遅れをとっていると思われだしたのです。

コロナウイルスの影響で対面で会うことが難しくなってきたことによって在宅介護の世界でもITの知識は必須になってきたのです。

これからはソーシャルワークや制度や法律の知識だけでなく、ITの知識を身に着けることが重要なスキルの一つに急速になっています。

ITの知識でキャリアプラトーが克服できる訳

福祉系の相談員でITの知識が少しでもあると無双状態になれます。私はITの知識をひけらかしたことによって、今では地域の主任ケアマネジャー連絡会の副会長という地位も頂くことが出来ました。(無理やりやらされ何の得もないですが・・・)

zoomで会議を開いただけで、拍手喝采されます。
zoomの事例検討会の記事

利用者の家族とLINEやchatworkやっているだけで尊敬の眼差しで見られます。
医療介護専用のオススメSNSの記事

事務所内でVBAのエディターを開いているだけ先生と呼ばれます。
介護保険の有効期間を知らせる表を作る記事

褒められると自己肯定感があがり仕事にもやる気が出ます。

しかも私はIT技術の1つであるブログを続けていることでキャリアプラトーを克服することに成功しています。

私のブログは仕事の経験から得た成功の秘訣や失敗を記事にすることが多く、仕事のフィードバックにもなり、おまけに副業にもなっているからです。

うそです。

ブログは副業レベルではありません。趣味レベルです。

最後に

これからは利用者の家族、キーパーソンとSNSで連絡を取ることが多くなり、担当者会議もビデオ会議で家族が参加することが多くなる時代に突入していくことは避けられません。

福祉系相談員の方々は怖がらず、面倒くさがらず

ITの知識を身に着けていきましょう!!

以上です。

新人ケアマネが悩まないための「事前準備」と「知っておくこと」

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