戦前、戦中、戦後と生き抜いてきた高齢者の方々!
現在の日本を創っていただいて本当にありがとう!!
コロナウイルスが流行って大変な世の中ではありますが
私達の国日本は
食べる物も豊富にあり
自由に生きられる本当に幸な国だと思っています。
現在の高齢者の方々の若かりし頃は
その日、食べる物もなく
ご苦労をされてきたと思います。
高齢者支援をしていると
日頃から、贅沢をしないで
すごく節約をして
財産を築いてきたおじいちゃん、おばあちゃんがとても多いです。
でもですよ。
これはちょっと辞めたほうが良いのではないかと思うことがあるんです。
それが!紙パンツを干して再利用することです!
紙おむつの値段
紙おむつは30枚で2000円程度です。
そこに尿量が多い場合は、パットを紙パンツの中に入れて利用します。
パットは50枚で1000円程度です
一か月両方で3000円程度になります。
この1か月3,000円をもったいないと言って節約しようとする高齢者が多いんです!!
3,000円ぐらいどうってことないか
と思いゲーム課金してしまう俺とは大違い!
頭が下がります。
紙おむつを毎日取り換えないと起こってしまうこと
病気になる
紙パンツを取り換えないとやっぱり不潔です。
不潔にするとただでさえ免疫力の低い高齢者は感染症にかかります。
いんきんたむし(股間に白癬菌が発生し痒くなる)やガンジタ症(カビによる感染症。これも痒い)になったり、尿路感染症になったりします。
部屋が臭い
高齢者は足腰が弱くなるのでベランダに出ることが難しくなります。
そうすると紙パンツを部屋の中に干すことが多いです。
そしたら部屋が臭くなるの当たり前ですよね。
尿のにおいがどうしてもしてしまうんです。
嗅覚の能力も落ちている高齢者は部屋の臭いに気が付かない人も多いから仕方ないという側面もあります。
なぜ、干してしまうのか?
普通に尿の黄色いしみがついていれば流石に捨てると思うのですが
パットと紙パンツを併用するとパットが尿をある程度吸い取ってしまい
見た目は全然汚れていないことが多いです。
汚れてないからまた使っても大丈夫だろ
そして、少し湿っているので干して使ってしまうというパターンです。
実は見た目が汚れていなくても、臭いをかいでみると
臭いんです!!
解決方法はあるのか!紙おむつを干さないようにするには?
紙おむつ代や紙パンツを節約しようという意識が働き、干す人が多いです。
なので助成制度などを使って費用を軽減するのはとても重要なことです。
紙パンツ、紙おむつの助成制度
市区町村独自の紙パンツの助成制度があります。
ほとんどの市区町村で紙パンツや紙おむつの助成制度を行っています。
制度は一律ではなく、要介護1から現金で支給したり、現物支給だったり。
または要介護3以上しか対象じゃなかったりと様々です。
一度、市区町村に「紙おむつの助成の件で聞きたいのですが?」
と問い合わせて確認してみるか、ケアマネジャーに確認してみるのが良いと思います。
紙おむつや紙パンツは確定申告の医療費控除の対象になる
確定申告の医療費控除の対象になるには医師に「おむつ使用証明書」を発行してもらう手続きなどがあります。
少しでも費用を少なくするためには必要な手続きになってきます。
紙おむつを干さないようにさせた一言!!
自分の親だったら
「臭いから干さないでよ!!」
って言えば効果はあるかもしれません。
しかし、自分の利用者であった場合は他人になりますので
直接的に臭いと言って、自尊心を傷つけることはできません。
なので、股間を不潔にしておくと
いんきんたむしやガンジタ症になってしまうと助言してあげることが一番いいのかと思います。
それでも干して再利用する人はいます。
基本的に人それぞれなのでこれといった解決法はありません。
しかし!
私が言った一言で紙パンツを干すのを辞めてくれた人がいます!!!
紙パンツが干されているのを見て一言・・・
割りばしを洗って
また使うみたいですね。
割り箸は捨てるものっていう感覚がその方にはあったのですね(笑)
この経験を踏まえて
相談援助業務はちょっとした一言でその人の行動を変えてしまうことがある。
これからも自分の発言には責任を持ち
きちんとしたソーシャルワークをしていきたいと思いました。
そういえば、最近のマスク不足で
マスクを洗って使うってのもありなのかな?・・・
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