地域包括支援センターの採用面接で不採用になる人の特徴

福祉業界の事情

この記事では地域包括支援センターに就職希望の人が面接で失敗しないための情報を紹介します。

地域包括支援センターで管理者をしているたっつん(.@enjoywelfare)と申します。

年末にボーナスをもらい、正月明けから転職活動をしようと思っている人も多くいると思います。介護業界は常に人手不足で売り手市場です。

しかし地域包括支援センターの場合、社会福祉士やケアマネジャーの資格を持った人の応募者が集まり求人倍率が高くなることもあります。(保健師や主任ケアマネはあまり来ない)

つまり誰でも採用される訳ではありません。

今回は実際に採用面接をした私が、特に気になった不採用になる人の特徴を紹介します。

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地域包括の面接で特に気になった不採用になる人の特徴

事前調べをしていない

採用面接の際には必ずと言っていいほど志望動機は質問します。そこで何の下調べもせず、地域包括支援センターがどんな仕事をしているか全く把握していないと印象はかなり悪くなります。

「仕事の内容は良くわかりませんが、人と話すのは好きです。」みたいな勢いだけで面接に臨むのは、はっきり言って無謀です。

具体的に「地域包括支援センターで○○の仕事をしてみたいと言うほうが遥かに好印象です。

志望動機を聞かれた時の答え
〇 良い答え地域包括では〇〇の仕事をしたい。地域福祉に興味がある。
× 悪い答え地域包括は安定しているから。人と話すのが好きだから。

前の職場の悪口を言う

面接で前の職場の悪口を言わないことは鉄則です。面接官として前の職場の悪口を永遠と言われると、とても印象が悪いです。

しかし、仕事場を変えるということは何らかの不満があって仕事を辞めています。面接では一般的に「ステップアップのために前の職場を辞めましたと言うのが好印象です。

しかし悪口がすべて悪い訳ではありません。「残業代が支払われなかった」「給料が未払いだった」などの法律違反をしている場合は会社の悪口を言っても大丈夫です。

退職理由を聞かれた時の答え
〇 良い答えやりたい仕事が出来なかった。残業代が未払いだった。
× 悪い答え上司と合わなかった。会社に評価されなかった。

協調性がない

管理者として職員同士の人間関係で仕事がやりずらくなるのが一番避けたいことです。

知識や経験があっても協調性がないと仕事をしていくことは難しいです。地域包括支援センターはチームワークが大切です。

面接で協調性を確かめるために「地域包括支援センターの仕事をしていくうえで何が一番大切か?」を聞きます。

そこで知識や経験やスキルなど個人的なこと答える人は協調性に欠けると判断し印象が悪くなります。ぶっちゃけ個人のスキルは重要視しません。

管理者としては職場の空気を和ませ、仲良く仕事をしてくれる職員が一番です。

「地域包括支援センターの仕事をしていくうえで何が一番大切か?」と質問し「個人の知識や経験」と答える人は高確率で協調性に欠けると考えています。

地域包括の仕事で何が一番大切か?
〇 良い答えみんなで協力して支援をしていくこと。チームワークが大切。
× 悪い答え支援方法の知識や経験。個々のスキル。

採用から仕事する時期が遅すぎる

面接の最後には「実際にいつから仕事をはじめられるか?」を聞きます。求人を出すということは人が足りなくて困っています。採用する側としては今すぐにでも働いてほしいのが本音です。

優秀な人材であればあるほど、在職中の会社ではそれなりのポストについている場合があります。

そういった場合は2カ月程度の期間がかかっても採用する場合もあります。

しかし、たいした理由もなく実際に働きだす時期が2カ月後、3カ月後の場合は十中八九、不採用になるでしょう。

働きだす時期が先の場合の理由
〇 良い理由現在の職場で管理者だ。
× 悪い理由バイトの引継ぎに時間がかかる。資格のスクーリングが終わるまで待ってほしい。

まとめ

今回は地域包括支援センターの管理者で面接をして、特に気になった不採用の特徴を紹介させていただきました。

もちろん身だしなみだったり言葉遣いだったりと一般的な面接で気になるところは一緒です。それに加えて対人援助職というのは話しやすさや人柄が重要視されると思っています。

とにかく「一緒に仕事したいな」って思える人を採用しています。

今回は以上でーす。

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